研究の概要
【研究課題】
人工知能を用いたCOVID19感染症の重症度トリアージシステムの開発
【研究の目的】
本研究開発では,COVID19感染患者の臨床情報や検査情報を収集し、その情報もとに人工知能で開発したシステムを用いて重症度の予測を行うトリアージシステムの構築をすることを目的としています。
研究に用いる情報の種類は以下になります。
年齢、性別、身長、体重、PS、血圧、体温、症状(味覚障害、嗅覚障害、肺炎の有無)、入院日、入院前の所在(自宅、療養施設など)、基礎疾患(高血圧、糖尿病、慢性呼吸器疾患、癌、慢性腎疾患など)、SARS-CoV-2 検出日、COVID-19(肺炎)の重症度、心電図、血液検査、レントゲン、CT、MRI等の検査記録、抗ウイルス薬による治療の内容、治療への臨床的反応、温度版情報(体温、血圧、酸素化などの経過、合併症、重症化の程度、人工呼吸器の使用の有無、転帰(生存死亡)、入院期間等になります。
【研究期間】
2020年1月1日~2025年6月30日
本研究は長期にわたる研究を計画しています。記載の研究期間終了後も継続する場合は、研究期間延長の申請を行う予定です。
【対象となる方】
2020年1月1日~2025年3月31日の間に当院でCOVID-19と診断された患者
(遺伝子増幅検査や抗原検査などで、COVID-19と診断された患者)
【個人情報の保護】
氏名,住所,電話番号などの個人情報は、対応表のある匿名化を行っておりデータは匿名化IDで管理されます。原則、これらの個人情報は利用しません。研究参加者の個人情報の安全管理が図られるよう、必要かつ適切な措置を講じ,厳重に保護・管理します。
【この研究について】
本研究は、東京大学倫理委員会にて承認されたものです。
AMEDの平成31年(令和元年)度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」(2次公募)に採択されました。
平成31年(令和元年)度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」(2次公募)の採択課題について | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (amed.go.jp)
本研究は、「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する研究)に係る公募(5次公募)
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